LIMELIGHT CONCERT23
(ライムライトコンサート23)

【と き】 2003年10月3日(金)午後7時
【場所】 大阪国際交流センター大ホール
(地下鉄谷町9丁目・四天王寺前)
【曲目】 「ブラス・イントラーダ」(ゴフ リチャーズ)、
「白銀の嶺」(スメタナ)交響詩
「復活 (我ふたたび蘇らん) 」(フィリップ スパーク)ほか
【出演】 指揮 上村和義
ユーフォニアム 深川雅美
S-コルネット 門田 崇
コルネット 生川耕次郎
F-ホルン 下出政巳
T-ホルン 西井昌宏
バリトン 野崎あゆみ ほか




《ご 挨 拶》
日頃より、「ブリーズ・ブラス・バンド」をご支援頂き、ありがとうございます。
近年、何かと暗いニュースの多い中、スポーツ界では、水泳・陸上・柔道などが日本人選手の活躍で盛り上がり、我々を勇気づけてくれました。
そして関西では、何といっても阪神タイガースの18年ぶりの優勝。

私ども音楽に携わる者も、ご来場いただいた皆さまが元気になって頂けるような演奏をし、愛されるバンドであり続けたいと決意を新たにしております。

さて今回のプログラム、第1部メインプログラムの、E.ボール作曲『復活』は特別な意味合いをもっての演奏となりました。
本年2月、私どもBBBをデビュー当時からサポートしてくださったジャーナリストの折目允亮氏が急逝されました。今日、こうして多くの皆さまに見守られながら演奏活動を続けられるのも、折目氏のお導きのお蔭と感じております。

そこで、天国に召された折目氏に私どもの思いが届くよう、団員一丸となって、心よりご冥福をお祈りしながら演奏しました。この曲は、作者のE.ボール自身が、亡くなった親友の妻に捧げるために作ったものであります。開場一杯のお客さまから、心から温かい拍手をいただき、タクトを握る私自身が思わず感涙するほど、大きな感激をいただきました。

思い出に残るコンサートとなりました。ありがとうございました。
ブリーズ・ブラス・バンド 代表 上 村 和 義

《楽 屋 か ら》
2003年10月3日午後7時からの『LIMELIGHT CONCERT23』は、大阪国際交流センター大ホールが満席となる大盛況となりました。

今回は、日頃よりご支援をいただいている皆さま方はもちろんのこと、ブラスバンドが初めてという方や、ご家族や友人とお誘い合せの上ご来場いただいた方など、新しいお客さまにも多数お運びいただきましたことを、心よりお礼申しあげます。

異口同音に、「金管楽器だけでこれほど優しく美しい音色を出せるものであることを初めて知った。ブラスバンドに対する認識が変わった」と感想を述べておられたのが印象的でした。
(文責:広報担当M)